2017年12月14日
奇跡
クロベエが”奇跡的”に生きていた
愛犬が丸一日行方不明になっていました。以前も繋いでいた金属製のケーブルが途中で切れて、次の日に傷だらけで還ってきたことがありました。以来ケーブルの破損などには気をつけていましたが、今回は金具を壊して逃げてしまいました。体重30キロまでの強度に耐えられる(クロベエは20~22キロです)メーカー品で大丈夫と思っていたのですが、身体の割に力の強い犬で金具が持たなかったようです。前回は約1メートルほどのケーブルを引きずったまま逃げて、どこかで絡まったらしく傷だらけになってヘトヘトになって還ってきました。今回は根元の金具を壊してしまい、4メートル以上のケーブルを引きずったまま逃げました。山の中に住んでいるので姿が見えなくなった時に、もうダメかもしれないと思いました。ケーブルが絡まって苦しんでいるイメージが浮かんできた時に、”意識が現実を創る”という事を思い出しました。状況に呑まれると悲観的になっていくので、何か”感謝”できる事はないかと考えました。愛犬の”肉体”が無くなったとしても、もう二度と繋がれることはないのだから彼の”実体”の魂は自由を得たのだから、それはそれで”よし”としようと思いました。これから”自責の念”を持つよりも、これを経験としてペットを飼うという事がどいう言う事なのか、自分に問い直す貴重な経験が得られたし、悲しむよりもあえて”感謝”していこうと決めました。次の日も努めて明るく過ごすようにしました。行方不明になって約24時間後に名護市の環境対策課から電話があり、直線距離で5キロ以上離れた場所で、4メートル以上のケーブルを引きずったまま保護されたことがわかりました。途中には通行量の多い幹線道路もあり、無傷で保護されたことは”奇跡”でした。長い文章を読んで頂き、ありがとうございました。